発酵は保存が利きやすい特徴があるのか?

日頃発酵食品を食べる機会は多くあると思います。朝食に食べる納豆も味噌汁も、酒の肴におすすめなへしこもすべて発酵食品です。お酒やお酢も発酵調味料で簡単に料理に旨味を与えてくれます。

発酵食品が生まれたきっかけというのはどういったものなのか?というと、保存を意識して作られたという部分が少ならずあります。保存において有利な発酵食品を作られたと言えるわけですが、実際に発酵食品には長い期間保存をしやすいというメリットがあります。発酵食品がそもそもどうして保存において有利なのか?と言えば、発酵食品に含まれている善玉菌の存在が大きいです。

善玉菌の役割としては悪玉菌をやっつけるというものがあるのですが、悪玉菌それ自体は腐敗を促進させる効果を持っているため、その悪玉菌の働きを止める効果があるというのは非常に有効なのです。こういった善玉菌の働きにより、発酵食品は長期的に保存しやすいという特徴を持っているのですが、これは発酵食品だからこそ生まれているメリットになるのです。発酵食品は腐りづらいため、すぐに食べないといけないわけではなく、ある程度保存しておけるという特徴を持っていますが、そういった特徴を私たちは何気なく認識しているはずです。発酵食品だから保存がしやすいとか、そういう認識なのではなく、特定の食品に関して長期的に保存ができるという認識になっているケースが多いと思うのです。例えば、納豆はある程度保存がしやすいですが、それは納豆は長く保存ができるという認識になっているわけで、納豆が発酵食品だから長く保存できるという認識ではないという人もそれなりにいるのではないか?と思います。食品に対する知識などがそこまでない人にとっては、そういった細かいところまでは知らないケースもあるでしょうから。

しかし、納豆などの食品がそもそも保存が利くというのは、発酵食品としての性格を持っているからというのは知っておくと良いのではないでしょうか?発酵食品に共通の性質というものを知っておくことで、発酵食品という括りでメリットを捉えられれば、それによってこれから選ぶべき食品の選択肢が増えるので、それによって生活が豊かになるということもあると思います。