簡単甘辛たれで作るおいしい肉じゃが

調味料の加減で味付けが決まる

調味料の組み合わせでさまざまな味付けの料理ができるようになっています。自慢のほっこりするそれぞれの家庭の甘辛味の肉じゃがも、いい塩梅で作られる味噌汁も、さっぱり味がおいしい酢豚もぜんぶ調味料を上手に組み合わせて作られた料理です。ただ料理のおいしさを左右してしまうのも調味料の加減であったりします。

手軽にかつ料理のレパートリーを広げる上で欠かせないのがたれのレシピ。様々なたれのレシピを知っていると、材料や調理方法をちょっと変えるだけで、かなり料理の幅を広げることができます。使い方も料理の上からかけたり、和えたり、つけたり、浸したり、かけて焼いたり、煮たり・・・などなど実に多彩。簡単に作れる甘辛たれなど通販で購入できるような市販のたれも数多くありますが、自分で作るオリジナルのたれもまた料理を美味しく仕上げるために欠かせない味付けです。

我が家のオススメ甘辛マスタードたれ

一般的に醤油やみりんで作る万能だれやポン酢味のたれなどがポピューラーですが、我が家で活躍しているのは、目先が変わって応用が効くマスタードを使用した甘辛味のたれ。マスタードは必要になって購入しても、気が付くと冷蔵庫の片隅で賞味期限切れになっていることも多い調味料。でもこのたれを作ることで、有効活用することもできます。
基本の作り方は実に簡単で、マスタード:ハチミツ:醤油:料理酒を2:2:1:1の割合で混ぜるだけ。甘めに仕上げたい時にはハチミツを増やしたり、辛さを求めたい時にはマスタードを増やすなど、割合を変えると簡単に自分の好みや料理に合った味に変えることができます。またレモンやお酢を加えると、少しサッパリとした爽やかな味になります。
この甘辛のたれを使ったレシピは、肉料理にも魚料理にもバッチリ。例えばフライパンで火を通した鶏肉や豚肉にかけて焼き上げると、甘辛味のマスタード焼きに。もちろん焼いたお肉の上から、食べる際にかけるだけでもOK。あらかじめお肉にたれをまぶしておいて、オーブンで焼き上げても香ばしくて美味しいです。魚料理では、鱈や鮭などのムニエルに上からかけても美味。普段のムニエルとは違い、マスタードとハチミツの甘辛味が淡白な魚のアクセントになります。野菜を使った料理では、茹でたり蒸した温野菜にこのたれをディップのように付けて食べることも。またお酢やレモンを加えて少しゆるめにたれを作ると、生野菜のサラダにかけても美味しいです。
パバッと簡単に作ることができて料理を格段に美味しくするたれは、私の料理の強い味方です。