夏の体調管理にお酢もずく
暑い日が続くと、どうしても台所に立って熱源を扱うのが苦痛になる…という方が多いものです。加熱せずに食べられて、栄養価の高いものをいくつか常備菜としてストックしておくのが効果的ですが、その中でもおすすめしたいのが納豆ともずくです。
どちらもねばねばとした食感が特徴ですが、それぞれ高い栄養成分をそのネバネバ中にたくさん含んでいます。もずくの場合は海藻に特有のフコイダン。免疫機能を高めて、気候の変化や雑菌の攻撃にも強い体づくりをすすめるのに、最適な成分が含まれています。
もずくは生食できるので、時間や気力のない時のおかずに向いていますが、そのまま食べると海産物特有の生臭さが強く感じられてしまいますので、添えつけのお酢や調味料に添えて、できれば薬味などを入れてみましょう。とろろのような感覚で、ご飯にかけるのも美味しいものです。
また、この時一緒に入れるお酢には、食べた人の体を温かく保ち、代謝をよくすると言う効果があります。もずくは海のものなので、どうしても食べると体が冷えがちなのですが、お酢と一緒に食べる事でバランスがとれるのです。エアコンや空調の具合で、夏に体調を崩しやすい…と言う方は、ぜひ毎日の食事にお酢もずくを取り入れてみて下さい。